独学で東大院機械工学専攻の院試対策

2023年度入試に他大から独学で合格した男による、下剋上の物語。

4月

内容

  • 四力精選もう1周
  • 過去問1年

 無事4年生に進級することができ、研究室に配属されました。この研究室が大当たりでした。週2回のゼミだけ行けば他は何もしなくて良く、実験もなく、研究室は院生と4年生合わせて5人と少ない上にほとんど誰も来ないので部屋を占領して勉強ができ、過去の先輩も東大院受験をしているので教授も受験への理解があるという最高の環境でした。他大院試を受験予定の方は受験勉強がしやすい研究室を狙うことをおすすめします。

 4月になっても相変わらず四力精選と格闘していました。3週もやっていればさすがに少しずつわかってきます。解いてみてわからなかったらとりあえず解答を理解しながら写して、参考書で内容を確認して、もう一度解くというルーティンはこの時期から定着してきました。過去問にも手をつけ始めましたが、誇張なしで1割も解けない現状に絶望していました。しかし今どれだけできなくても結局受験当日は来るから、やるべきことをストイックに続けようと言い聞かせていました。

自己評価・アドバイス

 四力精選の難易度に屈することなく3周目に入れたのは大きかったと思います。どこかで無理になってポイしてしまうとそこからズルズルと何もしなくなってしまう危険性があるからです。1周やって1問解けるようになっただけでも儲けもんだと思ってやりましょう。

 合格者のうち、4月の時点で過去問が1割も解けなかったのは多分自分だけだと思います。人によってはその時点で挑戦を諦めてしまうかもしれませんが、粘り続ければ合格できるので自分を信じてください。