独学で東大院機械工学専攻の院試対策

2023年度入試に他大から独学で合格した男による、下剋上の物語。

2022,2023年度入試平均点と、成績開示

 こんにちは、ネクタリンです。平均点は下記の通りです。カッコ内は各科目の配点です。

 

【2022年度】

英語 187.9 (300)

数学 167.8 (300)

熱工学 85.5 (180)

流体工学 81.7 (180)

材料力学 118.9 (180)

機械力学・制御 107.2 (180)

機械設計・生産工学 83.3 (180)

合計 832.4 (1500) 

合格者最低点 580

 

この年度の得点情報は5月に開催されるオープンハウスにいらっしゃった先輩にいただきました。研究室の雰囲気を教えていただけたり、入試の話もできるのでオープンハウスにはぜひ行ってほしいと思います。

 

【2023年度】

英語 181.1 (300)

数学 163.7 (300)

熱工学 116.1 (180)

流体工学 111.7 (180)

材料力学 132.4 (180)

機械力学・制御 111.2 (180)

機械設計・生産工学 98.1 (180)

合計 914.3 (1500) 

合格者最低点 687

 

 英語と数学は平均点が例年より低いですが、機械工学5科目は軒並み史上最高クラスの点数となっています。それに伴って全体の平均点・合格者最低点もかなり高めですね。今年度の入試では外部生の比率が少なく、受験生全体のうちの東大生の比率が大きかったことが影響していると思います。試験問題の難易度の判断は私のような実力の人間にはできかねますが、私でも合格した入試なので、例年よりも簡単だったのかなと予想します。

2021年度~平成28年度の得点情報は下記リンクのコマ様の記事に掲載されています。

www.ginza-de-osushi.com

 

続いて、私の入試成績です。

 

英語 214 (300)

数学 132 (300)

熱工学 85 (180)

流体工学 20 (180)

材料力学 90 (180)

機械力学・制御 100 (180)

機械設計・生産工学 72 (180)

合計 713 (1500)

 

 かなりギリギリでの合格ですねw 予想外だったのは熱工学と流体工学です。熱はもっと低く、流体はもう少し高いと思っていたからです。流体ではほぼ未対策の複素ポテンシャルが出題されたものの、一応それっぽい答案は作れたので60点くらいはもらえただろうと思っていましたが、蓋を開けてみたらこの惨状でしたねw 英語だけは平均より30点高く、このおかげで救われていますね。他の科目についてはどれも予想通りの点数でした。年度によって平均点や合格最低点の波はあるものの、どの年度でも5割弱を取れれば合格できることは確実です。東大院とはいえハードルはそこまで高くないので諦めることなく頑張ってほしいです!