独学で東大院機械工学専攻の院試対策

2023年度入試に他大から独学で合格した男による、下剋上の物語。

5月

内容

  • 四力精選もう1周
  • 過去問6年分1周

 5月は入試説明会とオープンハウスに参加しました。入試説明会は機械工学専攻と工学系研究科の公式ページの情報とほとんど同じ内容の説明でした。自分にとっては入試の説明よりも東大内部生の雰囲気を知ることで受験本番の空気感を早めに知っておけたことのほうが価値が高かったです。オープンハウスでは本郷の研究室見学と、駒場にある研究室の紹介が本郷キャンパスで開催されました。駒場の研究室紹介では研究室ごとに研究内容のパネル展示があり、パネルごとに配置された数人の教授や学生が研究室紹介や質疑応答をしてくださっていました。自分はそこで先輩の勉強スケジュールや過去の入試の平均点などの入試の情報を教えていただくことができました。大学院入試は情報が少ないので、先輩の経験を少しでも教えていただけたのが心の支えになりました。みなさんも是非行ってほしいです。

 この時期から過去問に本格的に取り組み始めました。H27~2020までの6年分を1周しました。相変わらずほとんどわからない状態でしたが、基礎的なところを押さえていれば解けないレベルではないと実感することもできました。四力精選は4周目が完了しました。4周もやっていたので、答えを覚えてしまった問題もいくつかありました。しかし解法の理解まではできていなかったのでまだまだ量は足りていないと思っていました。自分の理系センスと理解力だと7周くらいやらないと合格は無理かな?と勝手に考えていました。

自己評価・アドバイス

 ストイックに四力精選を続けられていたのは我ながら称賛に値しますねw 大学受験時代は参考書を1周することすら殆どできていなかったからです。行きたい研究室が決まっていたため、大学受験よりも明確な目標のもとで勉強できたのが継続できた理由だと思っています。また、もったいぶらずに過去問に取り組めたのも良かったと思います。過去問を解いてから必要な知識を逆算して勉強するという王道のやり方を早めに確立することができたからです。大学院入試でも過去問が正義なので、科目の理解がある程度進んだらどんどん過去問を解いたほうが良いと思います。